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世間の風潮的にフリーランスの人は志が高い
あけましておめでとうございます。ゆるふわフリーランサーのERIです。
本年もゆるゆるとお付き合いいただければ嬉しいです!
さて、年明けから、ゆるい話題をしてしまいますが、フリーランスのモチベーション問題をぶちかましていきたいと思います。
フリーランスってやりたいこと必須?
フリーランスになることを考えている人の中には「私は別にやりたいことが明確にあるわけじゃないから、フリーランスとか無理だなあ」と思っている人がいるのではないでしょうか?
私も同じでした。とりたてて特技もないし、会社員時代も人より優れた能力があったわけでもありません。すべてが平凡で一人で稼ぐなんて夢のまた夢って感じでした。
そこでブレーキがかかるわけですよね。フリーランスになるなんて無理だわって。
ネットでバズってるフリーランスの人はみんなめちゃくちゃ作業こなして、莫大なお金を稼いで、その知識を皆にシェアしていますよね。いいな、かっこいいなって思うけど「真似は無理だなあ」って怠け者の私は思うわけです。でも彼らはみんな口をそろえて言います。「圧倒的な作業量がなければすぐには稼げない」
めっちゃその通りなんです。作業量こそが収益に繋がる唯一の道。
わかってはいるんですけどね!
正直そんなに元気じゃないし、作業量こなせない、自分で考えるの面倒くさい、てなりますよね。頑張りすぎて疲れることだってあります。世の中の仕事の中で好きだって思える仕事もそうそうないです。「好きな事だから長時間できる」とかよく聞きますけど「好きな作業なんて1個もない!」というのが現実です。ていうか私はできるだけ何もしたくない…!
ここまででどれだけ私が怠け者かわかっていただけたと思います。
ただね。
こんなに怠け者の私ですら、フリーランスで稼げているっていう事実なんですね。
そうなんです。
みなさん、高い志なんかいらないです。フリーランスになりたい人はなれば良いです。会社が辛ければ辞めて一人で稼げばいいんです。以前書いた記事とか読んでいただければなんとかなるのはわかると思います。
お金持ちになりたい!とかであれば、それは志の高いフリーランスの人を真似するのが良いと思いますが、生きていくだけのお金が稼げればいい、って人は志の高さなど必要ないので安心してください。こんなにふわふわゆるゆるの考えしか持っていない私でもなんとか生きています。
フリーランスまでの戦略は必要
これまでの私の話を読んで、「よっしゃフリーランスなったろうやないかい!」と決意した人、ちょっと待ってください。
何の計画もなく仕事も辞めてしまうと、生活が立ち行かなくなることがあります(というか、高確率でなる)。
というわけで、仕事を辞める前に最低限チェックしておきたいことを5つにまとめました。もっとあるかもしれんけど、これを確認しておけばだいたい大丈夫(たぶん)。
仕事を辞める前にチェックしておきたい5つのこと
- 生活費3カ月分の貯金はあるか?(できれば6カ月分)
- 収入の目星はつけているか?(どこから収入引っ張ってくる?)
- ずっと家にいても平気な性格か
- マイナンバーカード作ってる?(確定申告で必須!)
- 家計の無駄、見直しておこう
1.生活費3か月分の貯金を用意しておく
基本中の基本ですが、来月の家賃も払えそうにないのに独立したら、早々に生活が詰むので最低でも3か月分くらいの貯金はある状態で独立することをおすすめします。理想を言えば半年分くらいあるといいですね。
※同居人に生活力がある場合は別ですが。一人暮らしの人は頼れるのは自分だけなので、目安として。
2.収入源を考えておこう
生活費が無いと生きていけないので、そのお金をどこでどう稼ぐか、ちゃんと考えておきましょう。どこで受注して、どの企業から1か月にどくらいお金を貰えそうか、など目星をつけておくのがよいでしょう。
そのために副業的に会社在職中にクラウドで仕事を受注して感覚を掴んでおくのがおすすめです。
3.家でずっと仕事できる性格かどうか考えておく
フリーランス初期は特になのですが、お金がないので、外で仕事するとか、ノマド生活とか絶対できません。結果的に家に引きこもって仕事をすることになる可能性が高いので、それに自分が耐えられる性格なのか、考えておいた方が良いです。
コロナになって在宅ワークが増えたと思いますが、家にずっといるのが辛くて辛くてメンタルの病気になる人も一定数いました。自分はどちらなのか、考えておかないと逆に病気になってしまいます。
以下の記事でもちらっと触れています。
4.マイナンバーカードを作っておこう
給付金申請などで作った人も多いとは思いますが、フリーランスには必須のマイナンバーカード。作ってない人は今すぐ作りましょう。
なぜ必要か?
確定申告で必要だからです。
- マイナンバーカードを使って確定申告すると控除額が10万円増える
- インターネットで簡単に確定申告できる
- 住民票の控えをコンビニで取得できる
- 銀行口座、証券口座がすぐ作れる
- 健康保険証の代わりになる
- 政府が突然出してくるポイント施策にすぐ乗っかれる
一番は控除額10万円増です。ほんとにあるのとないので10万円違うんで絶対作らないといけないです。政府に自分の資産を把握されるのがいやだー!っていう人に言いたいのですが、マイナンバーが発行されてる時点で把握されちゃってるんで、カードがあろうがなかろうが、手遅れです。おとなしく作りましょう。
5.生活費を見直そう
これは当然のことですが、生活費が高いとその分お金が減っていくので少ない方がいいです。今、自分が1か月にどれくらい生活費を使っているのか見直しましょう。
仮に現在の生活費が1か月20万円とすると、3カ月で60万円必要です。
もし、1か月の生活費を15万円に落とせれば60万円の貯金は4カ月分の生活費になります。
生き延びる期間が1か月延びます。
- 携帯代(格安プランや格安スマホに変える)
- 保険料(保障額が適正かどうか、解約を検討)
- 無駄な支出はないか?(お菓子、ドリンク、漫画、サブスク)
- 家賃(引っ越し代かかるので、収入安定しからでもよい)
私がフリーランスになってから圧倒的にお金を使わなくなった要因の一つが「コンビニに行かなくなった」ことだったりします。お菓子とか飲み物とかにどれだけお金を使っていたか、コンビニ弁当で無駄にエンゲル係数をあげていたことを考えると辛いです…。
会社員時代、コンビニ代でひと月6万円以上使っていたこともあり、無駄遣いの極みでした。ぜひ見直してみてください。意外とお金使っています。
フリーランスに志は必要ないけど戦略は必要
大した目標や夢、矜持などなくてもフリーランスにはなれます。
ただ、生活するにはお金が必要なので、それなりの準備は必要という話でした。
自分のことを話しますと、全然生活費の貯金もなく準備もせずにフリーランスになったので、めちゃくちゃ自転車操業で大変でした。しかも借金もありましたw
その辺の話はこちら。
どうやって乗り切ったかというと、キャッシングなんですけど、キャッシングとリボ返済を同時にやったものから一言申し上げますと、地獄だから絶対におすすめできないです…!貯金大事!
皆さんはそれなりに準備してからフリーランスになってくださいね…!
ほんとにゆるゆるなフリーランスの人より。