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フリーランスはお金のリテラシーが必須!
こんにちは、ゆるふわフリーランサーERIです。
今日はフリーランスのお金の話をしたいと思います。
正直お金の話とか、友達にしても煙たがられる話なのですが、これを通らずにフリーランスはやっていけないので、もしフリーランスになりたい人は参考にしてください。
東京国税局から電話!?確定申告理解しないとやばいよ!
皆さん、東京国税局って知ってますか?
ドラマとかで査察とかしている、あの国税局の総本山のことです。部署違うと思いますけど「マルサ」とか聞いたことありますよね?
私、その「東京国税局」から電話もらったことあります。
何を言っているのか自分でもわかんねーんですけど、本当の話だから聞いて欲しい。
フリーランス二年目の春。4月くらいかな。
知らない番号から電話がかかってきて
こちら東京国税局ですが、ゆるふわフリーランサーのERIさんでお間違いないでしょうか?
って言われましてね。は!?東京国税局!?なんで?!こんな稼げもしていないフリーランスの私のところになぜ電話してくるの!?
となるわけです。
電話で聞いてみたら「所得税」を払っていなかったことが判明しました。全然稼いでないので14000円くらいの所得税でした。初めての確定申告でちゃんと所得税の支払いについて説明を読んでいなくて、自分で納税するって知らなかったんです。
納税の用紙が届いて、納税するんだろうな、みたいなふわふわの理解しかなかったので、ちゃんと確定申告について理解しろよ、と今は思いますが…14000円の未払いで東京国税局から電話が来てしまうことに慄く事件でした。
確定申告は昨年自分の稼いだお金がいくらで、経費がいくらで、残りがいくらか、というのを報告する作業なのですね。で、残りのお金がいくらかによって、払う税金と国民健康保険料が決まります。
そのため、ちゃんと経費にいくら使ったのか(何が経費になるのか超考えておくことが重要)、残った利益はいくらなのか、きちんと帳簿をつけておかなければなりません。
フリーランスの人は面倒くさがらず、絶対に確定申告について勉強しておきましょう。
今はたくさんの確定申告ツールが出ているので、帳簿を付けるのは割と簡単です。有名な有料ツールなどを使って(それも経費にして)簡単に済ませられるようにしておくのがおすすめ。
私は東京国税局パンチを受けてから、めっちゃ確定申告ちゃんとやるようになりました。
その節はお手間をおかけしてすみませんでした…。
フリーランスの万が一、保険でリスクヘッジ
保険の問題、色々あると思いますが、これは「私の場合」という前提でお話しておきます。
私は腫瘍ができて入院したり、珍しい免疫疾患で入院したり、不眠症になってメンタルクリニックにかかったり、とにかく病気しがちの人間でした。そのせいで、普通の医療保険は審査に落ちてしまう問題がありました。
フリーランスは自分の身体が資本。働けなくなったら誰も保障してくれません。貯蓄も当時はありませんでした。というか、リボ払いによる借金すらありました(笑)。これでまた病気になったらどこからお金を出すんだろう?となりますよね。
保険に入ることを決意
というわけで、何らかの医療保険に入れないかと模索し始めました。しかし現実は厳しい。数年以内に入院していた私、入れる保険がありません。
そんな時、大学の後輩がプルデンシャル生命の営業をしていた関係で相談に乗ってくれました。プルデンシャル生命ってインターネットに情報が全然載ってないから怪しいって思う人もたくさんいますよね。私もアフラックとか第一生命とかそういう保険だったらもっと安心して聞けたと思うのですが、いかんせん、その保険には審査落ちてしまうので藁にも縋る気持ちでって感じでした。
結果、プルデンシャルは終身保険に入れたんですね。金額も調整できるし、払う期間も調整できました。しかも他の保険では融通がきかない部分の融通が結構効く保険で、万が一の時に本当に助かるなって思いました。
保険に入ることの良し悪しについて
今の風潮的に、「節約するなら保険料を見直そう」とか、「投資目的の保険は悪」とか「保険は必要ない」みたいに豪語する勝ち組フリーランスもいらっしゃいます。
たぶんそうなんだろうなー!って思います(笑)
でも私の場合、貯金がなくて、収入が不安定で、病気をしたらすべてが破綻してしまう人間です。傷病手当も出ない時にどうすればいいのか、できればリスクヘッジできる何かを持っておきたかった。
その選択肢が保険でした。しかもみんなが入るなよ!って言ってる外貨建ての貯蓄型の終身保険です(笑)。投資としてはいまいち、保険としてもどうなのか?様々な意見があると思いますが、自分が何かあったときに、家族に速やかにまとまったお金を渡せる最善の方法だと思って選んでいます。
貯金も投資もしていますが、それらは家族が勝手に引き出すことが難しいものなので。
私の場合は入れる保険の選択肢が狭くて、この保険だけ入れたみたいなところがあるので、選択肢の多い方は収入保障保険とか、安くても保障の手厚い医療保険とか、色々検討してみてください。もちろん貯蓄が多いから保険はいらない、という人は入らなくてもいいと思います。
投資と貯金を計画的に始めた
フリーランスだからこそ、貯蓄はきちんと考えておく必要があります。なぜなら「いつ仕事がなくなるかわからない」から。
会社員時代、すごくたくさん給料をもらってたわけではないのですが、すごく少なかったわけでもなく、年収500万くらいのレンジで大体稼いでいたのに、ほとんど貯金をしていませんでした。そのせいで入院したとき、めちゃくちゃ困ったし、独立してからもカードローンの返済で苦労しました。
お金がないとストレスたまるんですよね。
不安もあるから余計にストレスがたまる。
これはいかんと貯蓄を考えはじめました。選択肢は以下の5つくらい。
- iDeCo
- 小規模企業共済
- NISA・つみたてNISA
- 現金貯金
- ロボアド投資
最初に始めたのはロボアド投資
私、投資の世界のタブーばかりに手を出していると思うのですが、最初に手を出したのはロボアド投資です。投資中級者はまず手を出さないロボアドバイザー。
なぜなら手数料が自分で運用するよりもめちゃめちゃ高いので通算コストが高くなるからです。
ではなぜ、私がロボアド投資を選んだか?
理由は3つほどあります。
- 投資の知識が0であんまり失敗したくない
- 投資に回せるお金が少ない
- 投資のことをあんまり考えたくないから自動がいい
ロボアド投資を始めた当初、私の投資の知識は0でした。
そのため、どんな商品をいくら買えばいいのかわからないし、普通の投資だと絶対失敗するとわかっていたからです。また、前述の通りローンの返済とかしてたんで、お金を全然持ってなかったこともあり、1万円から始められる「THEO」に惹かれて投資をスタート。
お金のない中ロボアド投資とは?と思う方もいると思いますが、ちょっとでもお金のことをやっていると思いたかったんですね。
結果、未だに毎月1万円をTHEOで運用していますが、3年以上運用している現在、含み益が9万円くらいです。銀行に36万円貯金しても利息は数円だと思いますが、THEOに毎月1万円いれるだけで+9万円です。手数料とられたとしても得したなあって思います。
次に始めたのが現金貯金
投資と現金逆じゃんて思いますよね。私も思います。
ただ現金って持ってると使っちゃいませんか?私は使っちゃう人だったので現金を貯金することに抵抗がありました。貯め続けられそうになくて。なのでロボアド投資を先にやりました。これは人の性格によるものなので、自分の向いているものから始めればいいと思います。
というわけで、フリーランスもまあまあ軌道に乗り始め、貯金もできるかなというころ合いになってから、現金の貯金を始めました。毎月3万円くらい。
これは生活防衛資金のつもりで貯金しています。
生活防衛資金とは、働けなくなった時、まとまった金額の支出がある時などに生活を支える貯蓄のこと
※ゆるふわ理解
現在も貯蓄継続していますが、結構貯まってきており「いつ仕事が飛んでも全然大丈夫」って思えるようになりました。
フリーランスならやっておくべき!iDeCo
皆さん、iDeCoやってますか?
iDeCoは個人型確定拠出年金というやつで、いわゆる年金2000万円問題を解決するために自分で増やそうね、みたいなやつです。2000万円問題っていうのは、退職金と年金だけじゃ2000万円足りないって話で、2000万円必要っていう話じゃないんですよ。
なので年金が少なくて、退職金がない人は2000万円どころかもっとお金足りなくなりますって話なんです。
これをなぜ、フリーランスがやっておくべきかというと、もちろんもらえる年金が少ないから老後のためにもお金を積み立てておくというのもありますが、それよりなにより重要なのがこれ!
iDeCoの掛け金は全額控除されるからです!
所得から全額控除ってすごく大きいんですよね。特に私のようにほとんど経費を使わないフリーランスは所得が増えた分だけ税金もどんどんあがっていきます。めちゃくちゃ収入増えた気がするのに、税金でがっつり持っていかれて増えた感じがしないなんてことも。
それがiDeCoだと投資した金額が全部所得から控除されるわけですよ。使えない経費を全部貯金(投資)に回せるみたいな感じです。例えば私は月間68000円をiDeCoに突っ込んでいるので、12カ月だと816000円。これが所得から控除される計算になります。
税金は所得金額によって課税割合が異なるのですが極端な例を出すと
年収200万の人は住民税が10万くらいなのに
年収300万の人は住民税が20万に跳ね上がる
みたいな感じで収入の金額によって払う税金が大きく変わってしまうんです。
経費つったってフリーランスの財布は一つですから、20万稼いだら20万のなかから家賃と光熱費と交通費と食費と通信費と経費を払わねばなりません。経費を節約すると手取りは増えますが、払う税金も増えるっていう。
それが貯金(投資)したお金が所得控除されるとなると、話は変わってきます。
20万円中、経費を1万円、現金貯金を3万円したとすると、所得は19万円になりますが
これが20万円中、経費を1万円、iDeCoに3万円に変えると、所得は16万円になるんですよ!
※これはゆるふわ理解なので、ちゃんとした説明は公式とかで読んでください。
稼げば稼ぐほど、iDeCoの恩恵は大きくなるってわけです。フリーランスは毎月上限6万8000円まで投資できるので使わない手はありません。
ただし、金額変更は年に1回まで。変更に3カ月くらいかかるため、投資金額はよく考えて決めましょう。
あとiDeCoは60歳まで引き出せないので、あんまりお金突っ込みすぎると困る人もいると思います。動かせない貯金と思ってやりましょう。
投資始めるならNISAかつみたてNISAから
iDeCoやり始めると、投資もやりたくなる人が増えると思います。私も勉強するうちに投資やろうかなと思って、運用益が非課税になる「つみたてNISA」を始めました。
NISAか、つみたてNISAどっちにする?って問題ですけど
NISAは年間120万円投資できて、運用期間は5年。トータル600万円投資可能。
つみたてNISAは年間40万円投資できて、運用期間は20年。トータル800万円投資可能。
てな感じです。年間120万円投資できる気がしないし5年しか入れておけないので、つみたてNISAにしました。なんか運用期間を過ぎた場合も色々やるとよし、みたいなのあるみたいなんですけど、めっちゃ忘れそうだし。20年後の自分にまかせたい(ずぼら)。
そんなわけで、今年からつみたてNISAもやってます。
つみたてNISAは途中でお金を引き出せるというのがiDeCoとの大きな違いです。なので、60歳まで引き出さない自信がない、みたいな人はつみたてNISAとかやってみると良いと思います。
ただ、掛け金は控除にならないです。運用益に税金がかからない、というものです。
借金を返した
最後はこれっすね。
フリーランス1年目くらいのとき、私にはリボ払いによる借金がありました。
声を大にして言いたいのですが
リボ払いだけは使うな
です。。
ちょっとのつもりが返しても返しても返しても減らない。それがリボ払いです。
減らないどころかちょっとずつ増えていく感じすらあるリボ払い。まじでガツンと返すしかないっす。私はそれこそ30万ずつとかガツンガツンと返して一気に0にしました。
何でこんなにリボ払いの金額が増えたのか、自分でもよくわからない、みたいな感じなんですが、そんな感じで増えるから超危険な決済方法です。
当時の私がお金のリテラシー0だったのがよくわかりますが、そんな若者は結構多いと思うので自戒と警告を込めて念押しして言っておきます。
リボ払いだけは使うな
このリボ払いを死ぬ気で返したことにより、超絶生活が楽になりました。信じられないほど。
何よりも優先して0にすべきです。
フリーランスはお金のリテラシーが必須
何も考えずにフリーランスでお金を稼げればいいのですが、いかんせんもらった収入から税金を払ったり経費を払ったりしなければならないので、お金の知識は必須です。
万が一の時に貯蓄もしておいた方が良いし、なかなかお金のことを考えないっていうのは難しいですね。稼げば稼ぐほど税金も取られるので、どうやって税金を取られ過ぎないか考えることも必要。
面倒くさいことから逃げてフリーランスになったのに
面倒くさいことをやらねばならないフリーランス。
なんか矛盾していますが適度に頑張りましょうね。
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